エアコンのフィルター掃除、ちゃんとやっていますか? 我が家は恥ずかしながら、エアコンを購入してから 5年間、一度もフィルター掃除すらしていませんでした。
「自分で掃除して壊したら嫌だし、かといってこの汚れのままも気持ち悪い…」と数年もやもやしていましたが、思い切ってプロのエアコンクリーニング業者に依頼してみたところ、想像以上にスッキリしました。
この記事では、業者選び〜依頼〜当日の作業〜かかった費用〜業者から教わった豆知識まで、一家庭のリアルな体験談として全部まとめています。
※本記事は一般的な家庭用エアコン(壁掛けタイプ)を対象としています。
この記事でわかること
- エアコンクリーニングの 相場と内訳(我が家は2台で19,000円)
- 失敗しない 業者選びのコツ
- 依頼から当日までの 具体的な流れ
- 業者さんから教わった プロ目線のエアコン豆知識6つ
- エアコンクリーニングを頼むべきタイミング
なぜエアコンクリーニングをプロに頼むことにしたのか
5年放置してしまった理由
正直に言うと、エアコン掃除は「いつかやろう」と思いつつ、ずっと後回しにしていました。理由は4つ。
- フィルター掃除すら面倒
- 自分で分解して元に戻せる自信がない
- 壊してしまったら買い替えのほうが高くつく
- 問題なく使用できている
結果として、購入から5年間、完全放置。毎年「来年こそは」と先延ばしにしていました。
プロに頼むと決めた決定打
決め手になったのは「プロに頼むという選択肢があるのか」と知ったことです。自分で掃除する or 放置する、の2択だと思い込んでいたのですが、プロに任せれば 壊すリスクも、自分でやる手間もゼロ。そう考えると、「なぜ今まで頼まなかったのか」と思うほどでした。
エアコンクリーニングの基本内容と費用相場
基本サービスに含まれる内容
どの業者もおおむね以下のサービスが基本プランに含まれています。
- フィルター洗浄
- エアコン内部の高圧洗浄
- 養生(床・家具の保護)
よくあるオプションサービス
- 防カビコート
- 抗菌処理
- 消臭サービス
- 室外機清掃
- 分解洗浄(内部を完全にバラして1日がかりで洗う)
分解洗浄は費用も時間もかかりますが、業者さん曰く 「よっぽど匂いが気になるとかでなければ、ここまでの必要はない」 とのことでした。
料金相場:1台8,000〜15,000円
ネットで複数の業者を比較したところ、1台あたり8,000〜15,000円が相場でした。金額の幅は、以下の要因で変わります。
- 基本サービス vs オプション込み
- 大手業者 vs 個人業者
- 1台依頼 vs 2台以上の同時依頼(割引あり)
- エアコンの種類(通常 or お掃除機能付き)
オフシーズンは安くなる
春(4〜5月)と秋(10〜11月)はオフシーズン で、料金が少し安くなる傾向があります。エアコンを本格的に使う前後のタイミングで依頼すると、お得かつ清潔な状態でシーズンインできます。
エアコンクリーニング業者の選び方
大手業者と個人業者、どっちがいい?
ネットで調べると、名前を知っている大手業者から個人事業主まで、たくさんヒットします。正直、素人にはどこに頼むのがベストか判断しづらいのが実情です。
| 比較項目 | 大手業者 | 個人業者 |
|---|---|---|
| 料金 | やや高め | 比較的安い |
| 安心感 | 高い | 業者次第 |
| 対応のスピード | マニュアル化されている | 柔軟に対応してもらえることも |
| 仕上がり | 標準的 | 職人技に当たると最高 |
古いエアコンは事前確認が必須
クリーニング後にエアコンが故障するケースがまれにあるそうです。ほとんどの業者は保険に入っていますが、10年以上前の機種は補償対象外となることが多いとのこと。
古いエアコンをクリーニングしてもらう場合は、事前に「この機種は保証対象になりますか?」と確認しておくと安心です。
我が家は「くらしのマーケット」を利用
今回は、以前から友人に勧められていた 「くらしのマーケット」 というサービスを利用しました。地域密着の業者が多数登録されていて、口コミや料金を比較して選べるのが魅力です。
業者選定で見た3つのポイント
たくさんの業者からひとつを選ぶにあたって、以下の3点をチェックしました。
- 対応エリアに入っているか(そもそも来てくれるか)
- 口コミの件数と評価(件数が多いほど信頼性が高い)
- 料金が相場から大きく外れていないか(安すぎも怖い)
口コミ評価はどこの業者も高めだったので、下手にケチらず、相場くらいの料金で誠実に対応してくれそうな業者 を選ぶようにしました。
最終的に依頼した内容と費用
- 依頼時期:10月(オフシーズン)
- 台数:2台(リビング + 寝室)
- 基本料金:17,000円(2台目は割引)
- オプション:消臭抗菌コート 2台で2,000円
- 合計:19,000円
依頼から当日までの流れ
申込〜連絡までのスピード感
候補日時を複数提示して申込を送ると、数分で業者から返信がありました。休日の夕方に申込したのですが、レスポンスの速さに驚きました。個人事業主や少人数の業者だと、この対応の速さは大手にはない強みかもしれません。
事前に確認された3つのこと
業者さんから事前に確認されたのは、以下の3点です。
- パーツの洗い場が借りられるか(お風呂場やベランダを貸す必要あり)
- エアコンの機種(型番が分かる画像を送付)

- 駐車スペースの有無
駐車スペースがない場合
我が家のマンションには専用の来客駐車スペースがなく、最終的に近くのコインパーキング代を 500円負担 することになりました。数時間の作業で500円なので、大きな問題にはなりませんでした。
駐車場問題は意外と盲点なので、事前に確認しておくとスムーズです。
当日の作業内容(2台で約3時間)
前日の準備
作業前日に以下の準備をしました。
- エアコン下のコンセント周り、机、棚、布団等を移動
- 作業スペースを可能な限り確保
- 最低限の部屋掃除(恥ずかしいので笑)
養生〜洗浄開始までの流れ
予定時間ちょうどに業者さんが到着。簡単な説明の後、以下の手順で作業が進みました。
- 作業道具を部屋に搬入
- エアコン下の床全体にビニールを敷く
- マットレスや棚にもビニールカバーを装着
- エアコン本体の外装カバーを外す
- いよいよ洗浄開始
養生の徹底ぶりに「プロ、すごい…」と感心しました。自分ではここまで丁寧にできないと思います。
リビングのエアコンは黒カビびっしり
外装カバーを外したエアコン内部は、想像以上にひどい状態でした。
- フィルター:ほこりがびっしり
- 内部:黒カビと油汚れが複数箇所に付着
- 特にリビング:台所の油汚れを吸い込むためか、寝室より圧倒的に汚れていた
Before/After の写真を撮らせてもらいましたが、汚れの差は一目瞭然。「こんな空気を5年間吸っていたのか…」と少しゾッとしました。
写真では分かりにくいですが、黒いカビがぽつぽつとありました。
Before(左)/After(右)

2回洗浄の威力
今回の業者さんは「2回洗浄」を売りにしていました。高圧洗浄機で 1回目を流したバケツの水は真っ黒、2回目の洗浄後の水はだいぶきれいでした。1回洗浄でも十分ですが、2回洗浄だと安心ですね。
○左が1回目です。
作業中、親は何をしている?
基本的には業者さんが黙々と作業してくれるので、こちらがやることは特にありません。
- ママ:別の部屋の掃除をしていた
- パパ:こどもの面倒を見つつ、作業を眺めていた
洗浄の前後でエアコン内部の写真を見せてもらえるのが、テンションが上がるポイントでした。
おまけ:通気口の補修
事前メッセージで相談していた「通気口をふさぐ粘土が剥がれかかっている」件も、ご厚意で少し補修してもらえました。こういう柔軟な対応があるのは、個人業者を選ぶメリットのひとつです。
支払いはクレカ自動決済
支払いは、事前に登録したクレジットカードから自動的に決済されます。当日に現金を用意する必要がなく、楽でした。
作業終了〜乾燥まで
2台合わせて約3時間の作業で終了。最後に 内部を乾かすために1時間ほど暖房をつけっぱなし にして、完了です。
プロから教わったエアコン豆知識6選
作業中、業者さんから教えてもらった豆知識がどれも実用的だったので、シェアします。
① クリーニング頻度は家庭によって違う
- 匂いに敏感な人:毎年クリーニング
- 標準的な家庭(我が家):リビングは数年に1回、寝室はもっと頻度は少なくてOK
使用頻度・調理の種類・ペットの有無などで必要な頻度は変わります。
② フィルターは年1回は自分で掃除すべき
プロの内部洗浄は数年に1回でいいですが、フィルター掃除は年1回、自分でやるべき とのこと。手順はシンプルです。
- カバーを外してフィルターを取り出す
- 表側から掃除機でホコリを吸い取る
- 裏側からシャワーで水を流す
- 完全に乾燥させてから戻す
これだけで内部の汚れ進行をかなり遅らせられるそうです。
③ 市販のエアコン掃除スプレーはおすすめしない
ドラッグストアなどで売っている エアコン内部洗浄スプレーは、プロ的にはおすすめできない そうです。
理由は、汚れは出てくるけれど、その汚れをきちんと拭き取らないと エアコン下部の排水経路に落ちて詰まる原因 になるから。素人が中途半端に使うと、逆にトラブルを招くリスクがあります。
④ お掃除機能付きエアコンは過信しないほうがいい
最近のエアコンには「自動お掃除機能付き」が多くありますが、結局内部は汚れる そうです。表面のフィルターをブラシで掃除するだけなので、内部のカビや油汚れは防げません。
⑤ 業者目線で最強のエアコンはダイキン
業者さんいわく、ダイキンのエアコンは内部構造が合理的で、クリーニングしやすい とのこと。分解・組み立てが素直にできる設計で、長期的なメンテナンス性が高いそうです。
プロの視点で選ばれるというのは、一つの指標として参考になります。
⑥ 室外機のクリーニングは基本不要
オプションで室外機クリーニングがありますが、「どうせすぐ汚れるから基本不要」 とのこと。砂埃や落ち葉を手で取り除く程度で十分で、プロに頼む必要はないそうです。
まとめ:1台10,000円程度でエアコンが蘇る
依頼してよかったこと
- エアコン内部が見違えるほどきれいになった
- 5年間放置した罪悪感が解消された
- 業者さんから実用的な豆知識を教えてもらえた
- 暮らしのマーケット経由の依頼はスムーズだった
今後の予定
- フィルター掃除は年1回、自分でやる
- リビングのエアコンクリーニングは3〜5年に1回のペースでプロに依頼
- 寝室はもう少し頻度を落としても良さそう
こんな人におすすめ
- エアコンを 数年以上掃除していない
- エアコンから変な匂いがする
- 自分で掃除して壊すのが怖い
- 「いつかやろう」と思って先延ばしにしている
1台10,000円程度でエアコンが新品同様に蘇ります。何年も掃除していないという方は、オフシーズン(春・秋)のタイミングで一度試してみてください。
よくある質問(FAQ)
Q. エアコンクリーニングは何年に1回がベスト?
A. 使用環境によりますが、一般家庭では 3〜5年に1回 が目安。キッチンと同じ空間のリビングエアコンは汚れやすいので短めの頻度、寝室エアコンは長めでもOKです。
Q. 作業時間はどれくらい?
A. 一般的な壁掛けエアコン1台で 1〜1.5時間。我が家は2台で約3時間でした。
Q. 作業中は家にいないとダメ?
A. はい、基本的に在宅が必要です。養生や洗い場の案内、作業確認などがあります。
Q. 暮らしのマーケット以外のサービスもある?
A. くらしのマーケットの他に、ダスキン、おそうじ本舗、カジタクなど大手サービスもあります。比較サイトで料金と口コミを見て選ぶと失敗しにくいです。
Q. 自分でやるのとプロ、どっちがいい?
A. フィルター掃除は自分で、内部洗浄はプロが原則。自分での内部洗浄は故障リスクが高いので、素直にプロに任せるのが結果的に安上がりです。
この記事が、エアコンクリーニングを検討している方の参考になれば嬉しいです。
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