【体験談】共働きパパが選んだ保育園|小規模保育園2年通って良かった点・転園で気づいたこと【さいたま市】

育児

我が家の子どもは現在3歳。さいたま市で14園を申請して第14希望の小規模保育園に入園し、2年間お世話になり、この春に卒園して新しい保育園に転園しました。

保育園選びは家庭の状況(住んでいる場所、車の有無、職場との距離など)によってベストな選択が変わるため、正解はひとつではありません。ただ、1歳で1回目、3歳で2回目の保育園申込をさいたま市で経験した共働きパパの目線で、「やってよかった」「もっとこうすればよかった」と感じたことは、これから保育園選びをする方の参考になるのではないかと思い、この記事にまとめました。

この記事でわかること

  • さいたま市の保育園申込スケジュールと空き状況の調べ方
  • 共働き家庭が保育園を選ぶ際に本当に重視すべきポイント
  • 小規模保育園のリアルなメリット・デメリット(2年通った感想)
  • 1回目と2回目の保育園選びで基準を変えた理由
  • 保育園見学で「見ても分からないこと」

【早見表】さいたま市の保育園申込 基本情報

体験談に入る前に、さいたま市で保活をする方がまず押さえておくべき情報をまとめます。

4月入園の一斉申込(一次)例年10月中旬〜11月初旬に受付。年度ごとの正確な期間は市の「保育施設利用のてびき」で発表
空き状況の確認例年10月初めに翌年4月の「保育施設利用可能人数(予定)」が公表される。年度途中の空き状況も市のサイトで毎月更新
一次の結果通知例年2月初旬に郵送(内定しなかった場合は二次利用調整へ。二次の結果は3月上旬)
年度途中入園の申込利用希望月の前月10日までに申込、結果は前月下旬頃に郵送
申込方法各区役所の支援課窓口・郵送・オンライン申請
選考方法希望順ではなく、家庭状況に応じた指数(点数)による利用調整。共働きフルタイムでも同点勝負になることが多い

※詳細・最新情報はさいたま市公式「保育施設利用申込みの流れ」で必ず確認してください。

大事なのは、申込受付が始まる前に余裕をもって候補園を洗い出しておくことです。我が家は動き出しが遅れてここで慌てたので、夏頃から始めておくのがおすすめです。なお、10月に公表される「利用可能人数」は参考にはなりますが、あくまで目安程度に考えてOKです(我が家は空き「0」の園に入れました→詳しくは後述)。

我が家の家庭状況(前提)

保育園選びの話をする前に、まず我が家の状況をお伝えします。家庭環境が違えば最適な選び方も変わるので、読み進める際の参考にしてください。

家族構成と通勤スタイル

  • パパママ共働き(どちらも土日祝日休みが基本)
  • ママは自転車通勤
  • 駅から徒歩圏内の賃貸マンション住まい
  • 車なし(送迎は電動自転車 or 徒歩)
  • 実家は遠方で、日常的な育児サポートは期待できない

車がないので「電動自転車で無理なく通える範囲」が物理的な候補になります。車ありの家庭なら選択肢はもっと広がるはずです。

保育園に求めた基本条件

大前提として、「どこでも入れればラッキー」くらいの気持ちで臨んだのが正直なところです。さいたま市は保育園激戦区と言われることもあり、第1希望に通る保証はまったくありません。

そのうえで、我が家が重視した基本条件はこちら。

  • 自宅から徒歩15分以内(電動自転車はママのみ)
  • 6歳まで通える(小規模でない)

1回目の保育園選び:14園申請して第14希望に入った話

1歳児クラス(1回目)の申込では、結果的に14園を申請して第14希望の保育園に決まりました。笑い話のようですが本当です。

最初に重視した4つのポイント

初めての保育園選びでは、次の4つを重視して希望順位を決めました。

  1. 自宅からの近さ(一番重要)
  2. ママの職場と自宅の間にある(送迎動線)
  3. 小規模保育園ではない(2歳までで卒園になる再申込を避けたかった)
  4. 園庭がある(外遊びができる環境)

今振り返ると、3と4にこだわっていたのですが、結果的にこの2つは外した園に決まり、それで何も問題はありませんでした。その理由は後述します。

我が家の「14園リスト」の作り方

「14園も候補をどうやって出したの?」と聞かれることがあるので、手順にしておきます。同じ流れでリストを作れば、他の市区町村でも応用できるはずです。

  1. 地図アプリで自宅を中心に、徒歩・自転車で通える認可保育施設をすべて書き出す(この時点では好き嫌いで絞らない)
  2. 市の空き状況ページで、自分の子のクラス年齢の受入予定人数を確認する(ただし、これはあくまで参考情報。我が家は2回目の保活で、受入予定「0」だった園に入れました。受入0でも本当に入りたい園なら候補から外さないでください)
  3. 各園のウェブサイトと口コミサイトで情報収集(行事・方針・保護者の負担感)
  4. 見学は現実的に行ける数か所だけに絞る(全園見学は物理的に無理でした)
  5. 「自宅からの近さ」「送迎動線」を軸に希望順位を付けて、書ける枠はすべて書く

ポイントは⑤の「書ける枠はすべて書く」です。我が家は14園書いたからこそ、どこにも入れない「保留通知」を回避できました。激戦区では希望園を厳選するより、許容できる園を増やすほうが現実的です。

見学と情報収集の現実

見学で分かったのは「建物の雰囲気」「先生の応対」くらいで、教育方針や細かい運営は、結局入ってみないと分からないというのが正直なところです。

結果:第14希望の小規模保育園に決定

希望を14個も書いた結果、最下位希望の小規模保育園に決定しました。希望順位を下げていた理由は以下の通りです。

  • 小規模保育園で2歳までしか預けられない
  • 園庭がなく、建物も狭く見えた

通知が来たときは「あぁ、やっぱり希望のところは無理だったか…」と少し落胆した記憶があります。ところが実際に通い始めると、この園がよかったのです。

小規模保育園に2年通って感じた6つのメリット

ここからが本題。希望順位を下げていた小規模保育園に2年間通わせて、実際に感じた具体的なメリットをお伝えします。

① 一人ひとりに目が行き届く

園児の人数が少ないため、先生の目が一人ひとりに届いているのを日々感じました。連絡帳や送迎時の会話で、その日の出来事を具体的に教えてもらえるのが安心感につながりました。

大規模園と比較したわけではないので主観ではありますが、少なくとも「うちの子のことを先生がちゃんと把握してくれている」という感覚は、親としてとても大事でした。

② パパ会・ママ会のプレッシャーがない

小規模だからなのか、園の方針なのかは分かりませんが、大規模な保護者イベントや、面倒と噂されるパパ会・ママ会的なものが一切ありませんでした

これは人によって好き嫌いが分かれるところだと思います。保護者同士のつながりを求める方には物足りないかもしれません。ただ、我が家のように「子どもがまだ小さくて、親同士の交流は最低限でいい」という家庭には、余計な心理的負担がないのが大きなメリットでした。

③ 送迎の負担が軽い(徒歩圏内)

保育園は自宅から徒歩10分ちょっとの距離で、ママが電動自転車で送迎するのが基本でしたが、パパがお迎え当番の日も、歩いて抱っこで行ける距離でした。

共働きで日々バタバタしているなかで、「送迎にかかる時間と体力」は本当に大きなファクターです。ここは実際に通ってみて、改めて「近さは正義」と実感しました。

④ 園庭がなくても工夫あるイベント

申込時にマイナス要素と捉えていた「園庭がない」問題ですが、実際には近くの公園へのお散歩、プランターでの芋ほり体験、玄関での水遊びなど、工夫を凝らしたイベントをたくさん経験させてもらえました。

「園庭がない=外遊びができない」ではないのだと、通ってから気づきました。

⑤ 先生との距離が近く相談しやすい

園長先生や担任の先生との距離が近く、ちょっとした悩みも気軽に相談できました。トイトレのタイミング、ぐずりへの対応…、親だけで抱え込まずに済んだのは、ありがたかったです。

⑥ 卒園時に「5点の加点」がつく

これは入園前には正直ノーマークだったのですが、あとから考えると最大のメリットかもしれません。

さいたま市では、小規模保育園の卒園児が3歳児クラスの保育園に申し込む場合、利用調整指数に5点の加点がつきます。保活では指数の1点差が結果を左右することもあるので、これは知っておきたいポイントです。我が家が2回目の保育園選びで、公表上の空きが「0」だった第一希望の園に入れた背景にも、この加点が影響していたのかもしれません。

もちろん、入りやすさは地域や年度、その年の申込状況によって大きく変わるので、「加点があるから安心」というわけではありません。加点の点数や条件も自治体・年度によって異なる可能性があるため、最新の利用調整基準は必ずお住まいの自治体でご確認ください。

小規模保育園のデメリット・注意点

メリットを並べましたが、正直にデメリットもお伝えします。

2歳で卒園→再度保育園探しが必要

これが最大のデメリットです。小規模保育園は0〜2歳児クラスまでなので、3歳以降は別の保育園(または幼稚園)を探さなければなりません。

つまり、短期間で2回、保育園申込というイベントをこなす必要があります。精神的にも手続き的にも負担は小さくないので、入園前からこの点は覚悟しておくべきです。

ただし、前述のとおり卒園児には加点(さいたま市では5点)がつきます。地域や年度によって入りやすさは異なるので一概には言えませんが、我が家の場合は2回目に、空き「0」だった第一希望の園に入ることができました。

運動会や発表会が小規模

大規模な運動会や発表会、お遊戯会といった、いわゆる「ザ・保育園行事」のような華やかなイベントは控えめでした。子どもの大きなイベントを楽しみにしたい家庭には、物足りないかもしれません。

集団行動の経験が限定的

人数が少ないぶん、大人数の集団行動や競争といった経験は限定的です。3歳以降に大規模園へ転園する場合、最初は環境の変化に戸惑う可能性があります。

2回目の保育園選び(3歳児クラス)でわかった現実

そして今回、3歳児クラスへの転園で2回目の保育園申込を経験しました。

さいたま市の3歳児クラス空き状況

事前にさいたま市が公表している保育施設の空き状況を調べたところ、3歳児クラスは0〜1歳児クラスに比べて空きが少ないというのが現実でした。多くの園で、0歳児クラスから継続している園児が3歳児クラスに上がるため、新規受け入れ枠が非常に限られているからです。

小規模保育園からの転園を考えている方は、2歳児クラスの秋(一斉申込の前)に、通える範囲の園の3歳児クラス受入予定人数を確認しておくと、おおまかな状況がつかめます。ただし、このあと紹介するように受入0の園でも入れることはあるので、数字だけで候補を絞り込まないようにしてください。

なお、2回目の保育園選びでは、1回目と一部異なる保育園があるものの同じく14園希望を記載し、なんと第一希望の保育園(自宅から一番近い!)に入ることができました。
(小規模保育園に通っていた加点もあると思いますが、運が良かったのかなと思います)

しかも実は、この第一希望の園、事前に公表されていた空き状況では受入予定「0」でした。普通に考えたら絶望的な数字です。それでも入れたんです。

だからこそ声を大にして言いたいのですが、空き状況はあくまで参考程度でOKです。公表される空き状況は「その時点」の予定人数にすぎず、実際には転居や辞退、きょうだいの転園などで状況は動きます。「空きゼロだから」と最初から候補リストから外してしまうのは本当にもったいない。入りたい園は、空き状況に関係なく素直に希望順位の上位に書いておくのがおすすめです。

1回目から変えた選び方の基準

2回目は、1回目で学んだことを踏まえて基準を次のように変えました。

  1. 自宅からの近さ(ここは変わらず最重要)
  2. ママの通勤経路上にあるか(重要度アップ)
  3. 保育内容の付加価値(水泳教室や英語など、別料金で外部施設に連れて行ってくれる園があった)
  4. 規模の大きさ(重要度ダウン。1回目の経験で大規模でなくともよいと学んだ)

特に大きく変えたのは、設備や園庭よりも送迎のしやすさを最優先にしたことです。

ウェブサイトでチェックすべきポイント

見学に行けない園は、ウェブサイトで以下をチェックしました。

  • 年間行事の内容と規模
  • オプションの習い事(水泳、英語、リトミックなど)
  • 保護者参加イベントの頻度

ウェブサイトの情報量や更新頻度からも、園の運営姿勢は何となく伝わってきます。

保育園選びで意外と重要だった3つのこと

2回の保育園選びを経験して、「最初はあまり気にしていなかったけど、実はすごく大事だった」と気づいたことを3つお伝えします。

① 設備より「送迎動線」が最優先

設備が豪華な保育園だったとしても、送迎に時間がかかると毎日の生活が圧迫されます。雨の日、子どもがぐずる日、急なお迎え要請があった日——。「近い」というだけで救われる場面は、想像以上に多いです。

② 先生は入れ替わるので口コミより立地

口コミで「あの園は先生がよい」と評判でも、先生は数年で入れ替わります。実際、通っていた園でも1年で異動になった先生がいましたので、年によって多少雰囲気は変わるかなと思います。

変わらないのは立地。変わるのは人。この前提で優先順位を決めると、選び方はシンプルになります。

③ 見学で分かることには限界がある

見学で分かるのは、建物の雰囲気と、その日に対応してくれた先生の印象くらい。日々の運営や、子どもに合うかどうかは、通ってみないと分かりません

なので、見学に時間をかけすぎて他の情報収集がおろそかになるくらいなら、「通える範囲の候補をリストアップする」「申込スケジュールを逃さない」といった実務的な準備にエネルギーを使ったほうが賢明だと思います。

結論としては、見学は無理にしなくても大丈夫というのが我が家の実感です。

ただし、ひとつだけやっておいてよかったのが、自宅から保育園までのルートを実際にたどって、外観だけでも見ておくことです。

  • 毎日の送迎が現実的な距離・時間か体感できる
  • 「雨の日にこの道は歩きにくいな」「自転車だと坂がきつい」などの発見がある
  • 「預けた後は園にベビーカーや自転車を置いたまま出勤できそう」といった、送迎スタイルに関わる発見がある
  • 建物や園庭の様子を外から見るだけでも、通わせるイメージがぐっと具体的になる

見学のように予約も平日休みも必要なく、休日の散歩がてらにできるので、候補の園はぜひ一度「送迎のシミュレーション」をしてみてください。

よくある質問(FAQ)

Q. さいたま市の保育園申込はいつから準備すればいいですか?
A. 4月入園の一斉申込(一次)は例年10月中旬〜11月初旬で、その少し前の10月初めに各園の利用可能人数(予定)が公表されます。夏頃から通える範囲の園のリストアップや、自宅から園までのルート確認を始めておくと、申込開始後に慌てずに済みます。一次の結果は例年2月初旬に郵送で届き、内定しなかった場合は二次利用調整(結果は3月上旬)に回ります。最新のスケジュールはさいたま市の公式ページで確認してください。

Q. 希望園は何園くらい書くべきですか?
A. 我が家は14園書いて、決まったのは第14希望でした。それでも「どこにも入れない」よりずっと良かったと思っています。激戦区では、書ける枠は妥協できる範囲ですべて埋めるのが現実的です。

Q. 見学は全部の園に行くべきですか?
A. 物理的に無理ですし、無理に行かなくてよいと思います。見学で分かるのは雰囲気程度なので、気になる数か所に絞れば十分です。その代わり、候補の園は自宅からのルートを実際にたどって、外観だけでも見ておくのがおすすめです。予約不要で休日の散歩がてらにでき、毎日の送迎のイメージがぐっと具体的になります。

Q. 小規模保育園は避けたほうがいいですか?
A. 我が家は結果的に小規模保育園で大満足でした。目が行き届く、保護者行事の負担がない、先生に相談しやすいなど、乳児期にはむしろ向いている面が多いです。ただし2歳卒園後にもう一度保活が必要になる点だけは、入園前に覚悟しておいてください。なお、さいたま市のように卒園児に加点がつく自治体もあるので、お住まいの自治体の利用調整基準もあわせて確認してみてください。

まとめ:これから保育園選びするパパママへ

最後に、我が家の経験から伝えたいことをまとめます。

  • 保育園選びに「正解」はない。家庭の状況によってベストな選択は変わる
  • 送迎の負担が少ない園を最優先に選ぶと、日々の生活が圧倒的に楽になる
  • 希望順位が低くても、通ってみたら良い園だったということは普通にある
  • 小規模保育園は選択肢として十分にアリ。ただし2歳卒園後の再申込は覚悟しておく
  • 見学で全てを判断しようとせず、申込手続きを確実に進めることにエネルギーを使う
  • どんなに一生懸命保育園を選んでも希望の園に行けることの方が少ない(それでも我が家のように、2回目で第一希望に入れることもあります)

保育園選びは正直、始まる前は不安でいっぱい、終わってみれば「どこでも何とかなったかも」と思えるものです。情報収集は大事ですが、考えすぎて疲弊しないようにしてくださいね。

保育園に通い始めてからの毎日がどんな感じかは、共働き家庭の保育園児タイムスケジュール【平日・休日】で紹介しています。この記事が、これから保育園選びをするパパママの参考になれば幸いです。


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この記事を書いた人
ライフハックパパ

さいたま市在住、3歳児を育てるサラリーマンパパ。子育ても自分の趣味も楽しむためのライフハックを発信しています。当ブログの内容はすべて実体験に基づきますが、各自の責任の元で記事内容を参考にしてください。詳しいプロフィールはこちら

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