子どもにテレビやYouTubeを見せる場面、毎日たくさんありますよね。「1日どれくらいまでならいいの?」「なかなか見るのをやめてくれない」「『見せて』とせがまれて困る」——我が家も同じことで悩んできました。
この記事では、まずWHOなど専門機関が示している視聴時間の目安を紹介したうえで、さいたま市で2〜3歳の息子を育てる我が家が実際にどんなルールで付き合っているか、ぐずらせずにやめさせるコツも含めて正直に共有します。
この記事でわかること
- 幼児のYouTube・テレビ視聴時間の「理想の目安」(WHO・小児科学会)
- 我が家の平日・休日の具体的な視聴ルールとスケジュール
- ぐずらせずに動画をやめさせる声かけのコツ
- 見せる動画の選び方と、目・姿勢への配慮
【早見表】理想の目安と我が家のリアル
忙しい方のために、この記事の結論を先にまとめます。
| 専門機関の目安 | 2歳未満は基本0分、2〜4歳は1日1時間以内(WHO・米国小児科学会) |
| 我が家の実態 | 平日1時間以内・休日は合計2時間以内が目安(休日は超えがちなのが課題) |
| ルール① | 見せる前に「終わり」を約束する |
| ルール② | 「帰ったら必ず見られるもの」にせず、がんばったご褒美にする |
| ルール③ | スマホではなくテレビ(Fire TV Stick)で見せる |
専門機関が示す視聴時間の目安(WHO・小児科学会)
「理想は何分なの?」という肝心のところを、まず公的な目安から確認しておきます。
WHO(世界保健機関)が2019年に出した5歳未満向けのガイドラインでは、視聴時間の目安は次のようになっています。
- 2歳未満…スクリーンタイムは推奨されない(基本0分。ビデオ通話は例外)
- 2〜4歳…1日1時間以内(短ければ短いほどよい)
ここでいう「スクリーンタイム」は、テレビやスマホの画面を座ってじっと見ている時間のこと。動画に合わせて親子で体を動かすような時間は含まれません。
米国小児科学会(AAP)もほぼ同じで、18か月〜2歳未満はビデオ通話以外は避ける、2〜5歳は1日1時間以内とし、さらに「質の高い番組を親子で一緒に見る」ことをすすめています。日本でも日本小児科医会が「スマホに子守りをさせないで」と注意を呼びかけています。
正直に言うと、我が家はこの目安をきっちり守れているわけではありません。ただ、「理想は1時間以内」という基準を知っておくだけで、ダラダラ見せを防ぐブレーキになると感じています。以下は、その基準を意識しながら我が家が落ち着いた、リアルな運用です。
我が家の視聴ルール(平日・休日)

時間を厳密に計っているわけではありませんが、平日は1時間、休日は合計2時間以内を目安にしています(休日は目安を超えがちなので、ここは我が家の課題でもあります)。
大事にしているのは、時間そのものより「いつ見せるか」を固定しすぎないことです。「家に帰ったら必ず見られるもの」にしてしまうと依存しやすいので、あくまでがんばったご褒美という位置づけにしています。
視聴時間帯のスケジュール
イメージしやすいように、我が家のだいたいの時間帯を表にしました。
| 見せる時間帯 | 目安の長さ | 声かけ | |
|---|---|---|---|
| 平日 | 保育園から帰宅後、夕飯まで(17〜18時頃) | 1時間以内 | 「保育園がんばったから少しだけね」 |
| 休日 | 昼食後やお風呂前など、ぐずった時に1回 | 1回最大1時間 | 「お外で遊んだから1本だけ」 |
休日は「でんしゃ(=動画を見せて)」と何度もせがんでくるので、できるだけ外遊び・絵本・お絵描きなど、動画以外の選択肢を先に出すようにしています。この動画タイムが1日の中でどう組み込まれているかは、共働き家庭の平日・休日タイムスケジュールで全体の流れを紹介しています。
ぐずらせずに動画をやめさせる声かけのコツ
時間を区切っても、子どもはなかなか自分からはやめてくれませんよね。我が家も最初は「おしまい!」といきなり消して、大暴れされていました。
2歳を過ぎると言葉がだいぶ通じるようになるので、今は次の2つを徹底しています。
- 見せる前に「終わり」を予告しておく
「この動画が終わったらおしまい」「18時になったらバイバイね」など、始める前に終わりを約束しておきます。理由は何でもよく、「終わりがある」と分かってもらうのが目的です。 - いきなり消さず、ひと声かけてから止める
「時間になったからバイバイしようね」と、子どもの気持ちを確認してから終わりにします。「やだ!」となっても、「○○が終わったらって約束したよね」と少し話してから止めると、ぐずりが軽くなる印象です。
具体的な区切りの言葉(「あと1本」「お風呂が沸くまで」「ママが帰ってくるまで」など)を用意しておくと、お互いに納得しやすくなります。
見せる動画の選び方
息子が特に好きなのは電車・乗り物系とキャラクター系です。電車の実写や新幹線の紹介動画が大好きで、「はやぶさ」「のぞみ」など、親が教えていない車両名を勝手に覚えていて驚かされます。キャラクター系はしまじろうなどが中心で、「友達を助ける」といった価値観を自然と吸収しているようです。
専門機関も「質の高い番組を親子で一緒に見る」ことをすすめています。我が家でも、全部を否定するのではなく、内容を選んで・できれば一緒に見ることを意識しています。広告は子どもも大人もストレスになるので、YouTube Premiumに加入して流れないようにしています。
YouTube Premiumについてはこちらの記事で詳しく紹介しています。
見せすぎたと感じた時の変化
時間管理をゆるめた時期に実感したのが、「見せて」の要求が明らかに増えることです。少し長く見せると、終わりにしようとするたびに「もっと見たい!」と激しくぐずるようになりました。
この経験から、動画を「帰ったら当然見られるもの」ではなく「がんばった日のご褒美」に位置づけ直しました。場面を限ることで“特別感”が保て、結果的にぐずりも減ったように感じます。
視聴環境はFire TV Stickのテレビで
我が家はリビングのテレビにFire TV StickをつないでYouTube等を見せています。理由は次の通りです。
- スマホ・タブレットより画面が大きく、目への負担が少ない
- 子どもが勝手に操作できず、親がコントロールしやすい
- 「テレビの前に座って見る」習慣がつき、姿勢が崩れにくい
スマホで見せると「どこでも動画が見られる」と覚えてしまうので、外出先ではよほどでない限りスマホは見せないようにしています。Fire TV Stickについてはこちらの記事で詳しく紹介しています。
まとめ|目安を知ったうえで、上手に付き合う
動画はあふれていて、子どもも大好きです。理想は、絵本やパズル、外遊び、家族との会話の時間をできるだけ増やすこと。とはいえ、ずっと相手をするのは大人も疲れますし、薬を飲ませたい時や、お出かけ先でぐずった時などは、動画に本当に助けられます。
大切なのは、ゼロを目指して親が消耗することではなく、「2〜4歳は1日1時間以内が目安」という基準を知ったうえで、ご褒美として上手に活用することだと思います。我が家もまだ試行錯誤中ですが、時間と終わりを決めて付き合っていきましょう。
よくある質問(FAQ)
Q. 2歳児の動画は1日何分までが理想?
A. WHOや米国小児科学会の目安では、2歳未満は基本0分、2〜4(5)歳は1日1時間以内とされています。短いほどよく、見せる場合は質の高い内容を親子で見るのがすすめられています。
Q. なかなかやめてくれません。
A. 見せる前に「終わり」を予告し、いきなり消さず「約束したよね」とひと声かけてから止めるとぐずりが軽くなりやすいです。区切りの言葉を事前に決めておくのがコツです。
Q. 動画に頼ってしまうことに罪悪感があります。
A. ゼロを目指して親が消耗するほうが、家庭全体にはマイナスだと我が家は考えています。薬を飲ませたい時やお出かけ先でぐずった時など、動画に助けられる場面は実際にあります。目安の基準を知ったうえで、時間と終わりを決めて「ご褒美」として使えば、罪悪感を持ちすぎる必要はないと思います。
Q. スマホとテレビ、どちらで見せるのがいい?
A. 我が家はFire TV Stickでテレビ視聴にしています。画面が大きく目への負担が少なく、親が管理しやすいためです。スマホは「どこでも見られる」と覚えやすいので、外では極力使わないようにしています。
※視聴時間の目安は、WHO「5歳未満の小児に関する身体活動・座位行動・睡眠ガイドライン(2019年)」、米国小児科学会(AAP)、日本小児科医会の提言を参考にしています。
にほんブログ村


コメント